はじめまして。
イラストレーターのあなんよーこ(@anan_illust)です。
私にとって、フリーランスの働き方は、働く時間や場所を問わず自分自身のスキルを生かすことができる満足感の高い働き方です。
ただ、開始当初は、収入の面では少し不安定な部分もあり心配な時もありました。
そもそもフリーランスの平均年収っていくら?
まずは、目安になるフリーランスの平均年収をご紹介します。
「フリーランス白書」によると年収200万は全体の約45%に上ります。
その中でも、私のようなフリーランスのイラストレーターの年収はどうでしょうか。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発行した「フリーランス白書2019」によると、イラストレーターを含む「文筆系」フリーランスは、年収200万円未満の人が全体の約32%を占めていることがわかります。次いで年収200万~400万円未満が26.9%、年収400万~600万円未満が21.5%となっています。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2019」
この中には副業の方も含まれていますので、私のような本業の場合は、約2割を占める400〜600万が目安です。
いますぐ取り組める”稼ぐ”方法
フリーランスの場合、収入を増やすも減らすも自分次第!
「自分のスキルでお金を得られるようになってきたし、もっと稼ぎたいな〜」と思った時に試したいフリーランスが”稼ぐ”方法をまとめました。
- 仕事のスピードをUPさせる
- 仕事の幅を広げる
- 成果物以外でも価値を提供する
- 専門以外の知識を身につける
- 収入の柱を増やす(不労所得を増やす/副業をする)
- フリーランスエージェントを活用する
- クラウドソーシングに登録する
仕事のスピードをUPさせる
仕事の単価を上げるためにも、作業時間を短縮しましょう。
作業時間の短縮は、小さなことの積み重ねです。
- ショートカットキーを覚える・設定する
- フォルダ内をしっかり整理する
- よく使用する書類のフォーマットを用意しておく
- メールの自分専用定形文を用意しておく
など
- 納品できるクオリティまで仕上げる時間を短縮できるよう練習!
- 請求書やメールなど、予めテンプレートを用意しておく
- 求めているイメージを理解するため読解力を身につける
- お客様情報を一覧にして、進行状況を常に把握する
- ラフの段階で着色して、完成イメージのズレが最小限になるようにする
- イメージが明確でないお客様ほど、迅速な対応を心がける
- 使用するブラシやカラーを予め使いやすいよう登録しておく
- 絵柄の幅を広げすぎない
- たくさんのイラストやアートを見る。身近に置いておく。
作業時間を減らすために、納品物が大雑把になったりクオリティが低くなってはいけません。
イラストレーターの場合は、ご依頼されたイメージを、素早く形にする力も大切です。
そのためにデッサンの練習をしたり、日頃の生活の中からアイデアや知識を吸収して、自分の引き出しを増やしていく事が、とっても大切だと思います。
同じ10万円の仕事も、納品まで1ヶ月かかってしまう人と、10日で完了してしまう人では、大きく違いますよね。
作業時間が短縮されるだけで、その分、自分の単価は上がります。
できる限り時間を短縮しつつ、納得していただけるクオリティで納品ができるよう、小さなことから準備を積み上げていきましょう。
仕事の幅を広げる
イラストレーターなら、イラストだけでなく、デザインの知識を身につけたり、アニメーションにできる力があると、プロジェクトのイラスト作成部分だけでなく、全体を任せていただける可能性が広がります。
私も、イラストとデザインの両方を担うこともあり、その場合は、もちろん作成費も多く頂けます。
興味ある分野は積極的に学んで、実践していきましょう!
成果物以外でも価値を提供する
依頼されたイラストを納品するだけが仕事ではありません。
より良いイラストを納品する事が、最も大切なことではありますが、その間の過程もとっても大切です!
クライアント様にとって、プラスになる提案をしたり、スムーズに進行できるようコミュニケーションを迅速・円滑にしたり、相手の言葉をすぐ理解できる力を身につけておく事も、大切な自分の価値です。
たくさんいるフリーランスの人たちの中で「安心感」や「心強さ」=「信頼感」を感じていただけるように動く意識を持ちましょう!
専門以外の知識を身につける
イラストレーターだからと言って、イラストだけの知識を持っていても、他者との違いは生まれません。
イラストだけでなく、経営や経済、ブランディングやコピーライティング、お金の事、デザイン、色彩など提供できるプラスαになる事を勉強してみましょう。
収入の柱を増やす
主軸となる収入の他に、別の方法で収入を得る方法を考えてみても良いでしょう!
不労所得を増やす
依頼されて仕事をする働き方ではなく、Youtubeやブログなど、最初の労力は必要ですが、アップした後は勝手に稼いでくれるツールを持ってみましょう。
ネットショップを持つのも良いですよね。私も挑戦してみたい分野です。
私の場合は、ストックイラストを続けています。
続けていると言っても、今年は少しだけ年賀状イラストを投稿したのみ…。それでも過去に投稿したイラスト等を中心に毎日ダウンロードや購入され、大切な収入になっています。
副業をする
他の仕事を副業として始めてみるのも良いかもしれません。
主軸となる仕事の時間を確保できるよう気をつけましょう。
どこから新しい仕事が生まれるかわかりません。興味あることはチャレンジしてみましょう!
フリーランスエージェントを活用する
登録することで、自分で営業することなく仕事を獲得する事ができます。
案件の条件交渉から、契約、請求までサポートもしてくれます。
まずは、実績を積みたい人にもおすすめです。
- 国内最大級のフリーランス専用の求人案件検索エンジン【フリーランススタート】
クラウドソーシングに登録する
クラウドソーシングの様々なサイトで、仕事を依頼したい方が、仕事をしてくれる方を募集しています。
コンペ形式が多いですが、大きなプロジェクト案件もありますよ。
どのような案件があるのか、ぜひ、覗いてみてください。興味のある仕事を見つけたら、積極的に挑戦してみましょう!
- 日本最大級のクラウドソーシング【ランサーズ】
- 【継続率9割】長く活躍するならフューチャリズム
- 日本最大級クラウドソーシング クラウディア
- Bizseek
- 個人間イラストオーダーメイドサービス【SKIMA】
フリーランスに挑戦しやすい職種は?
そもそも、フリーランスでも活躍できる職業などんなものがあるのでしょうか?
主な大きな括りで考えてみると、
- クリエイター系
- ITエンジニア系
- ライター系
などで、活躍している方が多いですが、他にも自分の得意を活かして活躍しているフリーランスの方が多くいます。
共通している点は、「専門的な知識・技術」を提供できる人です。
特にWeb系で活躍できるプログラマーやエンジニア、デザイナーなどは需要も多くありそうですね。
フリーランスが支払う税金とは
会社員の時は自動で支払われていた税金も、フリーランスになると自分で処理する必要があります。
主な税金は以下です。
- 所得税
- 復興特別所得税
- 個人事業税
- 消費税
- 住民税
- 国民健康保険料
- 国民年金保険料
月50万の収入があったときの手取りは?
フリーランスで月収50万を稼いだ場合、税金などを差し引いた手取り額は大体35万〜40万円になります。
経費などによっても変わりますので、あくまで目安となりますが、稼いだ売上が全て手取り金額になると思ってはいけません!
フリーランスとして稼ぐためには、現状のお金の動きもしっかり把握しましょう!
▶︎インボイス制度とは?
▶︎ポートフォリオサイトを作るために大切なこと
▶︎フリーランスになる方法
さいごに
働き方を選択するにあたって、お金の問題はとっても大切な事です。
少しでもプラスになる工夫をが大切ですね。
私自身、不安を和らげられるよう様々な勉強を続けていきたいと思います。
では!ここまでお読みいただきありがとうございました。
イラストレーターのあなんよーこ(@anan_illust)でした。
他にも様々な絵柄で、ご要望に合わせイラストを制作します。
商品やサービスの宣伝の力になれるよう精一杯努めて参ります。
お見積もりのみでもOKです。お気軽にお問い合わせください!